2013年04月17日
ホネナビ
今読んでいる
「ホネナビ」“一日3分で医者いらずの体になる”
超おすすめです。
私達は日常生活の中で起きる「癖」を繰り返して身体を使っています。
特定の関節や、筋肉に負担がかかっていると「こわばってるな」「違和感があるな」
「力が入ってるな」・・・と自覚することがありますね。
その感じる時点で相当放置して来たわけで、そのまま放っておいたら更にコリや痛みになります。
自覚しない部位でもそれが起こっています。
だからこそ、今のうちから骨格を本来の状態に戻していくという作業をしていきたいものです。
こわばっている部分をこの本では「開放する」という言い方をしています。
開放することで、「一部の関節や筋肉に掛かっていた負担を他の関節に分散させる」とありました。
その結果、体が流れるような動きになる、あるいは、関節や筋肉にも負担をほとんど感じない状態になる。
疲れにくい、心地よい状態を維持できるということです。
特に特定のスポーツをしている方は特定の部位に多大な負担がかかっているはずです。
(身体の一方しか使わないゴルフの腰痛などはその典型です)
負担のかかった歪んだ身体のまま、トレーニングを続けても肉体は強固になるどころか余計こわばりが進みます。
ストレッチを一生懸命しても、元の骨格が歪んだままなので、筋肉がしなやかになるわけはありません。
一般の人達を始め、スポーツクラブや運動施設で運動している方達がこの事に気づいてくれるといいのに・・・
と常々思っているのですが、まず体育教師や運動指導者が理解して欲しいですね。
この本もっと売れて社会現象になるまでになって欲しい。
ちなみに、ここでも一般的に推奨されている「歩き方」が膝イタ、腰イタ、肩イタの原因になっていることがきちんと説明されています。
カサハラ式の理論と同じですね。
人間の身体の構成はみんな一緒と言ってしまえば乱暴かもしれませんが、構成はほぼ同じ。
ただ、骨格を支える筋肉や靭帯の質は個人差があります。
その個人差を理解して、自分が一番上手く動ける、しなやかに動ける動き方を追求したらいいのです。
私のクラスでも、「ホネナビ」に書いてあることと同じ考え方で毎回自分自身で身体を使いこなし、
「開放」して「負担を分散する」やり方を練習しています。
私も参加者の皆様と一緒に自分の身体をほぐして開放しています。
私は一応指導者という立場ですが、参加者の皆様より私のほうが「浮き指」だったり、腰痛持ちだったり、姿勢が悪かったりします。
トホホな指導者ですね・・・
だから毎回一緒になって身体を使いこなしていくようにしてますよ。
今日も20名の参加者の方達と身体ほぐしをしましたが、私の説明を同じように耳で聞いても、デモンストレーションを目で見ても、
皆さん全員理解度は違うし、自分の体への意識も違うし、関節の動き方も違います。
最後は自分のカラダは自分で責任を持って使いこなすしかないのです。
知らずに放置・・・どころか先生任せ、医者任せにしておくのは一番イケマセン。
興味のある方は(興味の有ること自体が当り前だと思っています)是非ご参加下さい。
やっぱりこの仕事していて良かったと改めて思いました。
仕事しながらカラダほぐしをさせて頂いてるのですから。
Posted by AYUMI at 17:25│Comments(0)
│健康・医療
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