2017年11月15日
まだ卵はコレステロールを上げるって思ってる人が
今日、たまたまレッスンで卵の話になりました。
卵を食べるのは、
健康の為に1日一個だけにしている。
って方が大多数でしたよ。
何故
コレステロール値が上がるから。
まだ昔の間違った情報が蔓延してるんです
厚生労働省がとうとう(?)卵1日1個論を撤廃したんですよ。
同省が出している「食事摂取基準」2015年版では、コレステロールの摂取基準(目標量)がなくなったんです。
撤廃です。
「コレステロールは体内で合成できる脂質で、食事で摂取するコレステロールの影響は少ないということが分かってきたのです。
摂取目標量を決める科学的根拠が少ないため、最新版の食事摂取基準では、コレステロールの目標量がなくなりました」
という理由らしいです。
本当の詳細はもーちょっと大人の事情があるそうですが、
とにかく卵は、特に我慢していた人は2個でも3個でも食べましょう。
まさか1日に10個も食べるという方はボディビルダー以外では一般の方ではいないと思いますから、安心して好きなだけ食べて下さい。
卵は完全栄養食品と言われますが、本当にプロテインスコア100の優秀な食品です。
1個(60g)で約7.4gのタンパク質が摂れますよ。
私は今は1日4個(全卵です)は食べてますから、卵だけでタンパク質30g近くは摂ってることになります。
ちなみに朝2個、お昼の弁当で2個食べています。
タンパク質以外にも重要な栄養素があって、
それが「レシチン」。
聞いた事ありますか
レシチンというのは、卵黄に含まれる物質です。
LDL(悪玉)コレステロールを減らして、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあり、余分なコレステロールが血管に沈着するのを防ぐ働きがあるんです。
また、脳機能改善の効果もあります。
糖尿病予防改善食の「MEC」でも、
M・・・ミート(肉)
E・・・エッグ(卵)
C・・・チーズ
を積極的に食べるよう勧めていますよね。
卵、堂々と入ってるんですよ。
強いて気を付けるとしたら、
出来れば
①平飼いでのびのび育った鶏
②抗生物質漬けでない鶏
③安全な肥料で育った鶏
の卵が手に入るならばそちらがいいですね。
卵の色は親鳥の羽根の色ですから、
茶色い卵も白い卵も栄養価は同じ。
黄身の色は肥料に添加した物の色ですから栄養価は同じ。
見た目ではなく、安全面の情報を重要視して選んでください。
卵食べましょう
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。