我が友、スミス

AYUMI

2022年03月01日 16:09


雑誌「ターザン」で紹介されていました。
むむっ???

なんと、筋トレ小説だって
ナルホド。
「スミス」はジムにある「スミスマシン」の事ですね。
分かる分かる。
スミスマシンは「我が友」さ。

早速サイトでチェック

【第45回すばる文学賞佳作、
第166回芥川賞候補作】
石田夏穂
「別の生き物になりたい」。筋トレに励む会社員・U野は、Gジムで自己流のトレーニングをしていたところ、O島からボディ・ビル大会への出場を勧められ、本格的な筋トレと食事管理を始める。
しかし、大会で結果を残すためには筋肉のみならず「女らしさ」も鍛えなければならなかった――。
鍛錬の甲斐あって身体は仕上がっていくが、職場では彼氏ができてダイエットをしていると思われ、母からは「ムキムキにならないでよ」と心無い言葉をかけられる。
モヤモヤした思いを解消できないまま迎えた大会当日。彼女が決勝の舞台で取った行動とは? 
世の常識に疑問を投げかける圧巻のデビュー作。

あ、芥川賞候補作・・・

とうとう日本文学もこのようなジャンルに光があたるようになったのか。

1540円です。
読みやすいです。
まだ全部読んでませんが・・・
とてもリアルです。

ジムに行く時に私が感じる事がそのまま描写されていたりします。
作者凄い
ターザンのインタビュー記事も拝見しましたが・・・
華奢な普通っぽい女性なのです。
見た目で判断してはいけないのです。
そして、誰が筋トレして、何を目指してもいいのです。
マシンを占領してはいけないのです。
素晴らしい小説です。

芥川賞取って欲しいです。

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